セカンドバージンという言葉が少し前に流行ったのをご存知でしょうか?鈴木京香さん主演でドラマ化や映画化もされましたので、聞いたことがある人も多いかもしれません。
セカンドバージンとは、最後にセックスをしてからもう何年も経ってしまっている女性のことを指します。具体的に何年といった定義は特に無く、1年という人もいれば5年という人もいるのですが、だいたい3年もすればほぼ間違いなくセカンドバージンとして認められるようです。
もうすっかりセックスがご無沙汰になってしまい、女性としての自信をなくし、容姿や生活態度にますます気を使わなくなることで、さらにセックスが遠のいていく「セカンドバージンスパイラル」なんて言葉もあるくらいです。
もちろんこれは女性だけの話ではなく、男性だって同じことです。セカンドバージンならぬセカンド童貞だってたくさんいますし、同じように悩みを抱えているのです。
かくいう私も、出会い系を始めるまではまさにセカンド童貞の一員でした。ざっと見積もっても5年以上はセックスから遠のいていましたから、間違いなくセカンド童貞として認められることでしょう。
それが今や最低でも月に1度、調子がいい時は毎週のようにセックスをしているのですから、本当に出会い系を始めて人生が変わったものです。
30代男性の5人に1人がセカンド童貞
つい先日にも、このような調査がありました。
30代男性「セカンド童貞率は5人に1人」
「最近性欲ないんだよね」「そういえば、何年もしてない」…アラサーである筆者の周囲では、そんな同年代の声をチラホラ聞く。一度も女性との性関係を持ったことがない人も若者の間で多くなっている、という話もある。もしや、女性経験が全くない、あるいは女性に興味がなくなった、という働き盛りの男性は少なくないのでは? そこで、30~35歳の独身男性会社員200人にアンケート調査を行った(R25調べ/協力:アイリサーチ)。
〈これまでに女性経験はありますか?〉
・ある 84.5%
・ない 15.5%まずは“女性経験”から。約7人に1人が「ない」と回答している。では一方で、過去に経験があるものの、一定期間女性から遠のいている“セカンド童貞”はどれほどいるのだろうか? 3年間を一区切りと考え、「女性経験がある」と回答した169人に聞いた。
〈最近3年間で、女性経験はありましたか?〉
・ある 78.7%(133人)
・ない 21.3%(36人) http://news.nicovideo.jp/watch/nw2457329
このように、すでに女性経験があったとしても3年以上セックスから遠のいている男性が多いのです。まだまだ出会いも性欲も多い30代前半でこのデータなのですから、40代男性ともならばさらに増えているでしょう。おそらく過半数以上……下手をすれば4人に3人はセカンド童貞であると思われます。
「セカンド童貞であることは恥ずかしいことであり、隠すべきこと」
そう感じる人も多いかもしれません。私も出会い系をはじめたばかりの頃は、自分がセカンド童貞であるなんてことはおくびにも出しませんでした。
そのため、いざ5年ぶりにセックス……それも、まだ知り合って間もない女性を相手にしたときは、とてつもなく緊張をし、最初はうまく勃起してくれなかったことを思い出します……。
その時はお相手の女性がとてもいい人で「焦らないで、ゆっくりでいいからね」と耳元で囁いてくれた言葉は今も忘れませんし、一生覚えていることでしょう。
その言葉を聞いてフッと肩の力が抜けて、急にリラックスした気持ちになったかと思えば、私の愚息もとたんに元気になったのはなんともお恥ずかしい話です。
ですが、もし勃起しないことを責められたり「私に魅力がないからなのね」と勘違いして怒ってしまったりしたら、それこそトラウマになって未だにセカンド童貞を貫いていたかもしれないと思うと、おそろしいものです。
セカンド童貞を伝えることで安心感をお互いに得ることが出来る
もし、あなたが本当にセカンド童貞であるのなら、正直に伝えて受け入れてくれる女性を探したほうがいいでしょう。
幸いといえるかはわかりませんが、同じような悩みを抱えた女性は出会い系に多く存在しています。セックスレスで悩む人妻なんてのはその定番ですね。
女性は共感を大切にする生き物ですから、自分と同じ境遇で同じ悩みを抱えている男性がいた場合、その男性に強い共感を覚えます。
私と同じ気持ちでいるなら、きっと私のこともわかってくれる。そんな根拠のない気持ちが先行し、それがいつしか好意へと勝手に変わってくれるものなのです。
セカンド童貞であるあなたが久しぶりのセックスに対して不安を覚えているのと同じように、セカンドバージンやセックスレスである女性だって久しぶりのセックスは不安で仕方がないのです。
そういう意味でも、セカンド童貞とセカンドバージンがくっつくのはごく自然な流れですし、久しぶりのセックスの相手としてはベストパートナーと言えるでしょう。
もし私のように勃起しなかったとしても、なんら恥じることはありません。なにしろ、相手だって久しぶりなのですから、緊張して勃起しないことへの理解は誰よりも深いはずです。
逆に、あなたのほうも「久しぶりのセックスだからあまり濡れなくて……」と女性側が困っていれば、よりしっかりと前戯をして気持ちとカラダをほぐしてあげることが出来ると思います。
セカンド童貞を詐称して、セカンドバージンの女性を食い荒らすことも……
このように、セカンドバージンやセックスレスの女性は相手が「セカンド童貞」であることをプラスに捉えることが多いのです。
「遊び慣れていそうな男性といきなりセックスをするのはちょっと怖いし、恥ずかしい……」
と考える女性が多いからなんですね。逆に、この心理を利用してセカンド童貞であることを詐称すれば、いくらでもセカンドバージンの女性とセックスすることができるのです。
まず、相手がセカンドバージンやセックスレスで悩んでいないかを聞き出し、もしそうであれば「実は僕も……」と同調するだけでいいのです。
そうすれば、相手は強い共感を覚えてくれますし、自分に安心感を抱いてくれます。そして、その気持ちはいつしか好意や期待へと変わっていくのです。
一見すると卑怯に思えるかもしれませんが、これは誰も損をすることがない、素晴らしい方法だと私は思っています。
なにしろ、こちらがセカンド童貞であるかどうかはさほど重要ではないのですから。女性側からすれば「久しぶりのセックスで失敗しても受け入れてくれる男性」かどうかが重要なのです。
その筆頭としてセカンド童貞であれば「久しぶりなのはお互い様だし……失敗しても許されるよね」という気持ちが強いわけなんですね。
つまり、こちらが女性のすべてを受け入れる気持ちがあるのなら、こちらがセカンド童貞であるかどうかはどうでもいいことなのです。
こちらはセックスが出来て満足ですし、相手の女性も久々のセックスを安心できる男性と済ませることが出来て満足。
いわゆるWin-Winの関係が成り立つわけですね。