これまで女性が不倫相手に選ぶのは、元カレや初恋の相手なんて思っていませんか?
- 久しぶりに行ったバーで偶然、元カレとバッタリ再開
- 同窓会で再会したふたりが、大人の盛り上がりをしてしまう
なんていう感じで。
今話題のドラマ「あなそれ(あなたのことはそれほど)」も、中学時代の同級生と再会し、ダブル不倫に陥ってしまうというストーリーです。
女性にとって、元カレや初恋の相手は「永遠のNo1!」と言われてきましたが、実際には、出会い系サイトで知り合う男性の方が、はるかに不倫相手に向いているのです。
その「出会い系サイトで知り合う男性が不倫相手に選ばれる理由」を見てみましょう。
1.元カレや初恋の相手は幻想と分かっている
「どうしても元カレや初恋の相手が忘れられない」という女性はいます。
しかし、それは相手が特別にイケメンだったわけでもなく、ものすごく優しくて女性思いの相手だったわけではありません。元カレや初恋の相手が忘れられない女性は、その相手ではなく、そこにしがみついている自分自身が好きなだけです。
そして、その思い出は、十中八九、美化されています。
本当は、相手からの連絡がプッツリ途絶えて終わってしまったのに、「お互い好きだったけど、別れなきゃいけなかった」とか、「私が身を引いた」というように、自分に都合のいいように思い出を書き換えています。
そして、女性はそのことをちゃんと自覚しているのです。
「元カレが忘れられない」と言いながら、「ということにしておかないと、彼がいない今が耐えられない」ということを分かっているのです。
2.ドラマのような再会は起こらない
同窓会で30年ぶりに再会したA君。中学時代はサッカー部のキャプテンだったけど、その頃と変わらず爽やかで、シュッとした体形も維持している。今でも趣味でサッカーをしていて、「茨城のキングカズ」って呼ばれてる。そのA君と私は、……。
なんてことはありません。
茨城のキングカズは、ストレス一杯の職場と、居場所のない家の往復に疲れ果てた薄毛の中年です。サッカー部のキャプテンの面影など微塵もありません!
そして、同窓会で「誰?」と思われるのは男性だけではありません。
たくましい二の腕と、その腕力をコントロールすることなく、タッチしてくるオバサンが、かつてクラス中の男子が憧れた「二中のキョンキョン」とは……。
ドラマでは、学生時代は冴えなかったヤツが、ものすごいイイ男になっていたり、「実はオレ、○○のこと好きだったんだ」「えっ!私もよ!」なんて展開はいくらでもありますが、現実はそんなことはありません。ドラマのような奇跡の再会は起こらない! ということを、全世界の大人は知っているのです。
3.「同窓会」は不倫スタートの危険あり!と認知されすぎている
にもかかわらず、そうした幻想を抱かせてきたのは、同窓会で再会したふたりが不倫にハマることを描いたドラマや映画です。
ドラマや映画を真に受けて、同窓会で不倫を始めてしまった人々が、さらに「同窓会で再会した初恋の彼と……」と吹聴して回るので、世間はすっかり「同窓会=同級生と不倫スタート」と認知してしまいました。
なので、「うちの夫、同窓会って言ってたけど、もしかして……?」と疑われやすくなってしまいました。
200%その心配がない人であっても疑われてしまうのです。
もはや同窓会はリスクしかありません。
4.出会い系サイトに勝機あり!
女性が不倫相手に選ぶのは、元カレや初恋の相手ではありません。不倫相手は出会い系サイトで探すほうが、絶対に確実で安全なのです。
出会い系サイトが選ばれる理由
幅広い年齢層の中から相手を選べる
あたりまえのことですが、同窓会は、同級生しかいません。40歳であれば相手も40歳、50歳であれば相手も50歳です。
「自分より少しでも若い相手がいいな」と思う女性や、「年上じゃなきゃイヤ!」と思う女性であれば、相手が限定される同窓会よりも、出会い系サイトを選びます。
出会い系サイトでは、幅広い年齢層の中から相手を選ぶことができ、「年上好き」「年下狙い」と思っていた女性たちも「ちょっと趣向を変えてみようかな?」と、未開拓であった年齢層に触手を伸ばすこともあります。
女性は自分の素性を知られずに不倫をしたいと思っている
初恋の相手や同窓会で再会する同級生など、古くからの知り合いは、知られたくない過去や家庭の素性を覚えている場合があります。
再会するまでは思い出すこともなかったのに、「そういえば、お前の母ちゃん、駅前の弁当屋で働いてたよな」とか「お前の弟、しょっちゅう停学くらってたよな」というような、思い出したくもない過去の記憶を、ほじくり出されてしまうこともあります。
そこまで鮮明な記憶でなくても、「勉強ができたか」「音痴だったか」などのザックリとした記憶は残っています。
そして何より、本名が知られています。卒業名簿を見れば当時の住所だって分かるのです。不倫相手にこんなことを知られていることを、果たして女性はヨシとするでしょうか?
個人情報の関心が高まる現在では、本名ですら慎重に開示しなければなりません。
元カレも同じです。付き合っていた当時に住んでいたマンションや勤務先を知っていることでしょう。
こうした自分の素性を知り尽くしている人と不倫をするのは、上手くいかなくなったときに非常に厄介ですよね。
5.それでも元カレを求める女性には、疑似再会を演出しよう!
女性は元カレや初恋の相手ではなく、出会い系サイトで不倫相手を探しています。
しかし、一方ではいかにも「出会い系サイトで出会いました!」は避けたいと考えています。ドラマや映画で奇跡の再会がウケるのは、非現実的とは分かっていても、そこに夢を抱く女性の心を刺激しているからです。
考えてみてください。出会い系サイトで出会ったふたりの、爽やかなラブストーリーがありますか?
ドラマや映画で描かれる出会い系サイトの出会いは、犯罪や転落につながっていますよね。
女性は、出会い系サイトが不倫相手選びには適していると分かっていても、奇跡の再会のようにそこに向かうことはできないのです。
そこで、お勧めするのは、「疑似再会」です。
あたかも、元カレや初恋の相手に再会したかのような出会いを演出するのです。
むずかしく考えることはありません。
メールのやり取りでも「はじめましてのはずなんだけど、そんな感じがしないですよね」とか、「ボクも中学の頃に、同じような経験がありますよ」など、女性に「運命の出会い的な気分」を味あわせるように工夫するのです。
やり取りの中で、女性の元カレや初恋の相手のイメージがつかめれば、積極的にそれに寄せていくと良いでしょう。
なんとなく元カレに似てる人や、初恋の彼に似ている人と心理的な距離が近くなれば、女性は、出会い系サイトで知り合ったという抵抗感を感じにくく、交際に発展しやすくなります。
ただし、あなたは元カレではありません。
あなたとの関係と、元カレとの関係を混同してしまうような女性には要注意です。
「元カレはこうしてくれた」や、「〇〇君はこんなことはしないはず」というような、トンデモナイことを女性が言い出したら、即撤退です。
元カレや初恋の相手が忘れられない女性は、もともと粘着性が強い傾向があります。
「ああ、だから元カレも別れたんだな……」と思って、上手くフェードアウトしましょう。